NIKON COOLSCAN 4000ED
カメラではないが、カメラ機材の一種といえるだろう。
Nikon製造のフィルムスキャナ。35mm版とAPS版のネガとポジのフィルムを読み取ることができる。最大解像度4000dpi 階調14bitで。
10年ぐらい前に、「これからはデジカメの時代だ! その前にいままで撮りためた写真を電子化するぞ。」と思って思い切って買ったのだ。20万円ぐらいしただろうか。もっていたカメラよりずーっと高い買い物だった。よく買ったと思う。だけど私の人生の一部はこれで電子化して残すことができそうだ。
買って以来、少しずつ使っているのだが・・・。とにかく処理速度が遅いのである。よほど暇なときでないと使う気にならなくて、ホコリをかぶっていた。これの後継機の5000EDというのはだいぶ高速化したようで、うらやましく思ったものだった。
久しぶりに使おうとして調べたら、OSもいまや古いWindowsXPにしか対応してないようだし、Windows7対応のソフトウェアもでていないようだ。
製造中止になってから時間もたつのですでに修理用部品在庫なども公式アナウンスではないらしい。オーバーホールしておけばよかった。と悔やんでもあとのまつり。まだ動作するからよいけど。
WindowsXPを動作させるマシンがなくなる前に。このマシンが故障する前に。今一度うちにあるフィルムを電子化する。我が家の歴史である。他人には意味がなくても。
ちなみに。4000dpiで電子化するとやく2100万画素相当ぐらいになる。思ったより荒いんだと思った。 NEF形式で保存すると一枚あたり140Mbyteぐらい。おっそろしく容量くう。 またスキャニングするのに1枚あたり5,6分かかる。気長にき~な~が~に映像を電子化しよう。
フィルム時代には、一枚一枚シャッターを切るときに考えたものだ。デジカメになってから、そういうことはしなくなってしまった。とにかくシャッターを切って、それから考える。ま、そんなものだろう。技術が進化すれば、思考方法も変わる。それだけのことだ。
いまやフィルムスキャナという分類で製造している物はない。フィルムカメラからデジタルカメラへの過渡期だけに存在する(した)機械だ。もう10年もしたら完全に過去のものとなるだろう。すでに現在、普通のフラットベッドスキャナにフィルムを読み込む機能をつけたものしか購入できない。安価なフィルムスキャナはあるようだが、COOLSCANと性能は比較できないだろう。
フィルムスキャナで過去のフィルム資料を電子化していると、なんとも不思議な気分になる。時代をさかのぼっていくような感覚とでも言おうか。最後の記憶はフィルムスキャナが販売されていたころで終わるのだ。
おしまぃ。
比較画像などはこちら。
http://www.unitro.jp/tomio/firmscaner/firmscaner_index.html

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