たった1%の賃下げが99%を幸せにする。
雇用再生へのシナリオ
東洋経済新聞社
城繁幸 著

この本の帯にはこんなことが書いてある。
「正社員と非正規の99%が幸せに働ける画期的提案」
派遣社員をつくることで正規社員の既得権益を守るというようなことが書いてある。いいのかこのままで?と。
下方硬直性という言葉でこの本では書いてあるのだけど、失敗した社員の降格人事がされないということについての問題も書いてある。成果主義を導入するには避けて通れないことのはずなのにと。
私自身もそう思っていた。どんなにでかい失敗をしても部長が課長になることはなかった。部長が部長補佐という肩書きになってしばらくしたら、部長に復帰してたり。失敗か成功かの判断も極めて曖昧なまま。だれもベンチマークすらしようとしなかったのだ。そういうのは嫌というほど見てきた。それを見た若手のモチベーションなんてあがるわけないのである。
この本について意見を聞くことがあったのだが。
この本の通りやったら日本が弱体化するのだ。と年寄りは言った。
そか? 自由と活力がない社会だから弱体化するんじゃないのか。と反論したらムッとした顔してたけどな。既得権を得ている側に正攻法で言ってもこうなるだけだろう。
おしまぃ。