この作業をやっている場所は立て壊し予定前の体育館だとか。
そして結果が出たときに書き込まれるのは大きな紙。
なんともお金がかかってない、というのをあらわしていて、しかし仕事は十分にできるわけで。
これも舞台装置なんだなと思う。
TVで。そもそもこういう予算について決定するのは財務省の主計局の仕事だとか。
でもわからないから、予算を出し続けるということになってしまったのだろうと。
で思い出した。
十数年前。
とある国から仕事を請け負った人の話だ。
こんなものを開発したいと提案し国の予算が下りることとなった。(そこまでは普通の話)
期間は2年間。なかなかおもしろい仕事だったらしい。
そして、その事業が終わるとき、作成したもののマニュアルとか設計図などの資料を提出したのだが・・・。
資料の価値を本の厚さで計られたのだ。
100万円で10cmのA4バインダー一冊。
数千万の仕事だったので10cmのバインダーが20冊にもなり、提出するために持っていくのにもタクシーのトランクがいっぱいになるくらいだったとか。
そういう資料を作成するために、フォントの文字サイズを大きくしたり、1ページに収まる図表を2ページ分にしたりとか、両面印刷すればいいのをわざわざ片面印刷にしたり、質の良い厚めの紙を使うことで厚さを稼ぐとか、信じられないくらい馬鹿らしい苦労をしたのだ。
納品物は電子媒体でCD-ROMがあり、それはたったの1枚。
提出する側の長がそのような意図を持っていたという部分もあるのだが、そういう常識がまかりとおっているのを見て。心の底では、「こいつらは馬鹿だ・・・」と思った。
そういう資料を納品するときに、渋滞に巻き込まれタクシーが遅れてしまったら、担当官僚はかなりのご立腹であった。遅れたことについて、「20分遅れたから20分待たされたのだ」・・・とそのとき同行の上司は言う。「官僚はなめられたらいけない、だから遅れてくるという無礼に対しては、無言の仕打ちをするのだ」、と本気で語っていた。 当時は何を子供じみたことを・・・と思っていたけど。どうやら本当らしいな。
そんな仕事をした彼は、国を信じる気持ちは微塵もなくなったと言っていた。
馬鹿らしいことをしているのが国で、官僚主義の悪弊を十分に見たけど、こんなのは氷山の一角だとしたら怖いとも・・・。
そういう、ブクブクと肥え太った官僚のいる組織は国家を蝕んでいるのだ。またそういうところから予算を持ってくる事業も彼らを肥え太らせる元なのだ。
一度きれいさっぱりに事業廃止をして。役人も首にして。
必要ならまた予算計上すればいい。まだそれだけの余力は日本にあるはずだから。
首になったやつはどうすればいいのかって? 給料にこだわらなければ仕事なんていくらでもあるはずなのだ。。
きつい汚い仕事は海外から労働力を導入しておいて、自分の仕事はないとか言っているのはおかしいだろ。
おしまぃ。