国立産業技術史博物館
かつてバブルのころに計画された博物館らしい。そして今、計画は頓挫しかけている。
そんなことが書いてあるHPがあった。
http://news.goo.ne.jp/article/nbonline/business/nbonline-190980-01.html
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090403/190980/?P=2
技術史。
日本が戦後、技術立国を目指し実現してきた記録。
いやもっと昔、江戸時代からの日本の技術の歴史。
そういうものをなぜつくらないのか不思議に思っていた。日本にはかつてこのような世界に先駆けてつくった技術があったのだという記録をなくしてしまったら日本の技術者のアイデンティティの喪失につながるんじゃないのか? とはいえ。。。動かないコンピュータとかの展示は見ていてもおもしろくないけどね。
トヨタ技術ミュージアムとか見るとまさしく自動車技術の歴史(技術史)なのだ。いまや観光名所ともなっている。それは・・・トヨタだからか?
技術史博物館ができれば、少なくとも海外からの観光客はくる。日本人は行かないかもしれないけど。
話がずれてしまった。
記事のなかには、博物館を作ろうとして集めた技術資料(実物や設計図だろう)を廃棄するに至ったとある。
廃棄しようとしているものがもしかすると本当にゴミかもしれないという点はあるにしても。いや、技術史になってしまったような物は、ある意味本当にゴミなんだろう。だって使われないから「史」なんだから。しかし、ゴミになるまえに博物館に並べるからこそ価値がでてくるはず。作ったころの歴史背景、技術背景をドラマ仕立てで語り見せることで、技術に関心をもつということになるはずなのだ。(私の期待だけかもしれない。)
もし、作られることがあったなら。間違いなく足を運ぶことがあっただろう。
ただ・・・でも・・・・。できなかった博物館を批評することはできないけど。
ただ展示しただけでは、恐ろしく退屈な博物館になるだろうな。だって使用することのないゴミ同然の物なんだから。 展示方法はかなりの工夫が必要だろう。
まぁその。実現されなかったからといって、集めた資料を捨ててしまうなどというのは愚の骨頂。
せめて、提供者への返還や、オークションなどで販売するとか、廃棄しないですむ道を探る必要があったと強く思う。
技術が滅びるのは、それに変わるより良い技術が生まれるからであって、ノスタルジーに浸るためだけに技術史博物館を作る必要はないとも思う。
とはいえ・・・本当に捨てていいの?もう少し悩んでからでも良くない?
幻の博物館となってしまうのだろうか。
おしまぃ。