グレープフルーツの木
日本では寒いためほとんど育たない。
それは知っていた。
でも無理をして種を植えてこの7年間育ててきた。
最初の2年間は鉢植えにして、あとの5年間は寒いのを承知で庭の片隅で。
今年の春。いつもなら若葉がでてくる季節になったのに葉がでてこない。
枯れたと判断して、根から掘り出してみた。根はまだ生きていた。
十分に湿り気を帯びていたし。もしかしたら新しい枝がでてきたかもしれない。
木の幹の一カ所が膨らんでいてもしかするとここから新しい枝がでてきたかもしれないと思った。
全部掘り出してから、だんだんと後悔してきた。
まだ生きていたかもしれないこと。
7年もの年月をかけてここまで育ててきたこと。
もうすこし我慢すれば新しい枝が出てきて復活したかもしれないのだ。
ここは寒いから実がなるとはおもわないけど。
アゲハチョウの餌ぐらいにはなったかもしれないのさ。
7年もの時間をかけてこれしか大きくならなかった。
亜熱帯に育っていればいまごろ、でっかい実をたくさんたわわに実らせていただろうに。
木を育てるって大変だと実感した。
7年もかけてこれだけの大きさにならないし。
私が生きている間に役に立たせることもできないかもしれない。
たかがグレープフルーツの木をちょっと育てたぐらいではあるが。。。。
考えてしまった。
次に育てるとしたらどんな木を時間をかけて育ててみようか。
おしまぃ。